８月６日は、都合がつけば極力長崎に行くことにしている。ご存じの方もいるだろうが、某フォークミュージシャンが毎年行っている平和祈念コンサートに行くためである。これまで、９９年，００年，０１年と３回行き、今年で実に４回目である。毎回、このコンサートの前後に、友人と長崎周辺珍道中を繰り広げているので、ちょっと紹介してみようと思う。
台風接近の知らせも何のその、当日飛行機で東京から長崎入りした私は、毎回同行している友人Ｋと駅前で合流し、一路稲佐山に向かった。台風の気配さえない炎天下で、逆に熱中症が心配になったぐらいだ。コンサートはいつも通り始まり、いつものように、時にはハジけたり、時にはシミジミと考えたりし、あっと言う間に、４時間（！）が過ぎ、稲佐山を後にした。コンサート自体は別に珍道中ではないので、ここでは内容の紹介はしないが、皆さんに一つだけメッセージを伝えたい。それは、「あなたの大切な人の笑顔を思い浮かべてください。その笑顔を守ること、それが平和なのです。」という主旨なのだが、声高に「反戦」や「平和」を叫ばなくても、一人一人がまずこういうことを考えてみることが本当の平和への第一歩なんじゃないかな？と思う（ジョンレノンの「ＩＭＡＧＩＮＥ」みたいなもんだね(^o^)）。せめて８月位はみんなが平和について考えてみてもいいんじゃないか？と思うのだ。
さて、コンサートの翌日はいよいよ長崎珍道中！ただ、午前中は昨日のコンサートの余韻が少し残っていたのこともあり、長崎市内を散歩がてら、このミュージシャンが中心になって開設したピースミュージアムに行き、平和について考えてみた（炎天下の散歩はかなり辛かったが…(>_<)）。
その後、長崎港からフェリーに乗り、伊王島という小島に向かった（ちなみに、２００１年にはこの隣の高島に行ったのだ…）。フェリーの時間の都合もあり、島に着いたのが既に１４：００頃だったが、まだまだ炎天下で絶好の海水浴日和で、「わーい、海だ〜！＼(^^＼)(／^^)／」と、海にざっぶーん。水も綺麗で最高〜なんて言ってたのも束の間、３０分もするとどんより曇ってきて、やがて突風が、ついで大雨が…。(;o;) 海水浴場の施設も片づけを始め、慌ててシャワーを浴びてバスに乗り、船着場に。しかも運が悪いことに、フェリーは１５分前に出たばかりで、次の便まで１時間半。高校野球を見ながら、「♪船着場のテレビでは夏の甲子園〜」と口ずさみながら(^_^;)、待った。そいて、大雨の中、運行停止が心配されたフェリーに乗って、長崎に着き、特急かもめでなんとか実家のある福岡県へと戻ったのである。
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