ここでは「番外編」ということで、私が実際に行って体験した、近場で（東京近郊にお住まいの方にとって、ですが）温泉気分が楽しめる銭湯や本当の温泉をとりあげていきます。「本編」の方でとりあげた旅先より更に身近ですので、貴方もその気になれば明日にでも行けますよ！(^o^)v。ということで、今回はまず二つの銭湯です。
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901-1軟水風呂でお肌つるつる！（品川区西大井 ピース湯）
私が毎月のように購入している雑誌に『散歩の達人』というのがある。別に宣伝するつもりはないが、ぶらりと歩くのが好きな私には欠かせないアイテムの一つだ。最近の温泉ブームを反映してか、その「散達」に時々東京近郊の健康ランドや温泉･銭湯の情報が載る。それを見て私も多くの温泉を訪れた。都内の銭湯には、天然温泉を引いている所も結構あり、４００円（＋交通費）で温泉に浸かることができるのだ。温泉好きの私には嬉しい限りだ。
と言いつつ、天然温泉の話はいっぱいネタがあるので、また後日ゆっくり取り上げるとして、今日は温泉とはちょっと違った銭湯に注目したい。ここでとりあげるピース湯がそれだ（ここも「散達」で知った）。
皆さんは「軟水」ってご存じだろうか? 私も、言葉はよく聞いたことがあったが、どんなものか？は知らなかった。今でも良くは判ってないが、要は、水の中から硬度が高い部分（これが石鹸の泡立ちを悪くし、肌への刺激が強い）をできるだけ取り除いた、肌への刺激がやわらかく、石鹸の泡立ちが良くなる水である（らしい）。で、ここ「ピース湯」はなんと「オール軟水使用」。専用の浴槽が軟水風呂という銭湯は時々あるんだが、ここはシャワーもカランも、全て軟水を使用しているのだ。実際に入ってみて、肌への湯当たりが非常に滑らかなのは勿論、お湯を出てからもヌルヌル感が肌に残る。私なんか、体を洗ったあとも石鹸のヌルヌルが取れないと勘違いしたぐらいだ（中々石鹸がとれないと思い、お湯でどんどん流すのだが、流せば流す程ヌルヌルしてきたのだ (^o^;)）。このヌルヌルが皮膚から必要以上に脂分を取らず、うるおいを保ち続ける効果があるそうだ。石けんの泡立ちはとにかく抜群。天然石けんもここでは良く泡立つ。本当に肌が生き返ったみたいだった。お肌年齢を若返らせたい人には是非お薦めだよん。
行き方は、JR横須賀線西大井駅か都営浅草線中延駅から歩いて10分程度だ。詳しくは上記の地図を参照してくれ。
・住所:品川区西大井６−１５−１６ ・TEL:０３−３７７２−５２８１
・営業時間:15:30〜深夜0:30 ・定休日:月曜日（祝日の場合営業）
901-2ミルク風呂でお肌スベスベ！（杉並区高円寺 小杉湯）
「ミルク風呂」というのがあると聞いて、最初、「そんなもん牛乳臭くてはいれないじゃん！」と短絡的に思ったが、冷静に考えたら、銭湯でそんなことをするわけがない、と思い、色々ホームページや雑誌（またまた「散達」であるが…）で調べたら、やはりそうだった。牛乳をそのまま入れるわけがなく、ココナッツ入りの入浴剤を入れているらしい。まあ、脱脂粉乳みたいなもの？と思えばいいか？？ここに行ったのは日曜の夕方。目指す“ミルク風呂”は三人も入れば一杯になる小さなものだったが、毛穴から入ってくるミルク成分のせいで新陳代謝が激しく、すぐに額から汗が吹き出してくるため、そんなに長湯はできない。この位の狭さで十分だなと妙に納得。しかし、この小杉湯で嬉しいのは、目玉はミルク風呂だけでないということだ。通常浴槽も日替わりで色んなものが入っており、私が行った日曜は「薬湯」だった。その他にも「マイナスイオンを発する天然鉱石トルマリンの湯」とかあるそうだ。場所はＪＲ高円寺駅北口から徒歩３分程度なので、中野近辺に行ったときは寄ってみてはいかが？（小杉湯のホームページはこちらです。）
