横浜市生麦･蛇も蚊も祭

904：横浜市生麦･300年来の民俗行事「蛇も蚊も祭」[2004/6/6]
※2006年6月に掲載画像の解像度を改善し、リニューアルしました。なお、内容は元のまま変えていません。

　梅雨入り宣言がなされた６月の第一日曜日、前日の袋田の滝ハイキングの筋肉痛も何のその、降りしきる雨の中、かねてから見たいと思っていた「蛇も蚊も祭」を見学に行ってきました。場所は横浜市鶴見区生麦。そう、歴史の教科書に出てくるあの「生麦事件」が沖田、じゃなくて起きた地です。

皆で担ぎます家の厄を払います　茅で作った蛇を氏子さん達が担いで家々を回ります。神主さんも一緒に回ります。家の玄関から蛇の頭を中に入れて、わーわー言いながら、蛇を揺らして、出てきます。蛇の力で穢れを払うと言われてます。

　実際に蛇を担いでいる方にちょっと尋ねてみました。昔は、玄関から蛇を入れて、そのまま家を突っ切って出てきてたそうですが、今は、家の作りから、そうはできないそうです。
　また、戦前から、二つの町会だけでやっていて、それが今でも続いている、ということをちょっと誇らしげに語ってくれました。缶ビールまでいただいてしまいました。(^o^;)

蛇の頭神主さんこんなとこからも... 蛇も蚊も出たけーん

以　上